講師紹介

Mr.N塾、塾長の中野です。
戸塚小学校、聖光学院、東京工業大学卒業。
2020年12月、Mr.N塾を開校。

趣味は旅行、道の駅巡り、御朱印集め。和菓子、果物狩り大好きです。
いちご狩りに始まり、リンゴ、梨、ブドウ狩りからタケノコ掘りまで。
東京マラソン2回完走(5時間台)
好きな野球チーム:阪神
好きなYoutubeチャンネル:【カーメン君】ガーデンチャンネル
好きなホームページ:よっきれんの【山さ行がねが】

私の考え
Mr.N塾は自学自習スタイル

塾の指導方法にはたくさんあります。集団授業、個別指導、自立学習、AI診断でICT・・・それぞれ長所があって、どのスタイルが合うのかは、体験しないとわからないものです。Mr.N塾では自学自習スタイルを採用していますが、そこに至った経緯を書いていきます。

学生時代、中野少年の成績は平凡でした。テスト勉強は直前集中型で、学年偏差値50くらい。普段は家で勉強なんて宿題くらいしかしていませんでした。しかし平凡ではいかん、と塾送りの刑に処せられたのです。これが悲劇の始まり始まり。塾で授業を受けるのですが、あらビックリ!学校の授業と進み具合が全く嚙み合っていません。塾の授業では演習問題を講師が解説しながら板書して、それをノートに書くスタイルだったのですが、習っていないから全くわかりません。理解もできません。ただただノートを取って終わっていました。その結果、中野少年の成績は上がるはずもなく、どんどん落ちるのでした。学校の成績を上げるために塾に行って、学校の成績が下がる。何しに塾に行ってるんだと言われても、習ってないことはわからないし、何してたんだと言われたら、ノートをきれいに書いただけ。見直しても理解できない。周りの子は他人ばかりで友達もいなかったので、周りの子は理解できてて自分だけがわかってないんじゃないかという恐怖。そう、恐怖ですよ。学校が終わってから塾に夜9時までいて、家に帰れば夜10時。ごはんを食べて11時。ようやく学校の宿題や予習復習に手をつけられるんですよ。成績あがると思います?夜10時まで学校の勉強やってた方が確実に成績あがりますよね?そうなんです、まさに時間の無駄だったんですよ。では、何が悪かったのかというと、塾に行って勉強ができなかったのが悪かったのですね。理解もできていないことをただノートに取って、時間を無駄に過ごしていたのが悪かったのです。では、どうすればよかったか。塾に行かなければよかったですか?でも、塾に行かないと平凡な偏差値50人間のままです。タイムマシンで昔に戻れるのなら、中野少年にこう言いたい。「塾で授業なんか受けずに勉強しろ」と。「君に必要なのは、授業ではなく、わからないところのアドバイスをくれる人なのだ」と。そもそも学校で授業を受けているのに、なぜ塾で2度目の授業を受ける必要があるのか?塾の講師は学校の先生より教えるのが上手で授業内容も濃いものなのか?そんなことないですよね。

実は、中野少年は塾の授業がまったく役に立っていない、無駄だと気付いていました。なので、途中から授業に出なくなりました。学校ではないので、欠席しても誰も何も言いません。当時の塾には自習室はなかったのですが、食堂がありました。そこで中野少年は勉強するようになりました。そして成績も元に戻り、さらに少し上がり始めたのです。こうして塾は【無駄な授業を受けにいくところ】から【勉強するところ】に変わったのでした。(正確には塾の食堂が・・・。)

結局、成績は自分で勉強しないと上がりません。勉強するということは、理解して問題が解けるようになるまで自分で練習することです。成績が悪いのは、理解して問題が解けるようになるまで自分で練習していないのです。知識が定着していないのです。私の塾、Mr.N塾は【勉強するところ】にしよう、いや、しなければ意味がないと思い、自学自習のスタイルとしました。理解して問題が解けるようになるまで自分で練習してください。やり方や、わからないところは教えます。勉強の工夫ひとつで、時間の無駄を少なくできます。情報過多のいまの時代、未来を担う子供たちに時間を有効に使って青春を謳歌してほしいです。

最後に、塾全般を否定しているように書いてしまいましたが、そういうわけではないのです。塾の指導が生徒と合致すれば大きな力になるのは間違いありません。

追記①

高校の頃に通っていた塾で、同じ高校の友達がいました。彼が言うんですよ、あの数学の先生の授業いいから絶対受けた方がいいよ、って。食堂で勉強したかったけど、そう言うんだったら出てみようって思って授業に出たんですけど、まったく理解不能なんですよ。え?どういうこと?難しすぎてついていけないんだけど?終わってから友達に聞きましたよ。「あの授業の何がいいの?理解できないんだけど?」って。中野少年の求めているレベルは、そんな雲の上のレベルじゃなくて、この地面レベルのことなんだけど!彼はこう言いました。「あの人、すごい有名な先生なんだよ?聞かなきゃ損じゃん。」たしかにすごい受講者の数なんですよ。教室満杯で。欠席者なんてなし!みたいな。(わたしは以後欠席しましたが)いや、本当、どういうことなの?って思いましたね。みんな理解できて聞いているのかと小一時間問いただしたかったですね。だって!校内テストの数学で中野少年より成績下の人、たくさんいるですよ!理解できてるんですか?理解できてるとしたら、なんでそんなに成績悪いんですか!聞かないで勉強した方がいいでしょ!気付こうよ!時間の無駄だって!もちろん友達は私より数学の成績悪かったので、内容理解できていませんでした。

どんなに優秀な先生の授業であろうと、自分がその授業のレベルに見合っていなければ意味がない。時間の無駄である。そのレベルまで自分のレベルを高めてから臨め。